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NEC NECソフト
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ホーム > CSR(企業の社会的責任) > CSRレポート‘09 > NECソフトのCSR推進活動
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CSR(企業の社会的責任)

NECソフトのCSR推進活動

新しい情報活用、コミュニケーションを支える企業として

社会や生活のインフラを形作る重要な要素となった情報技術(IT)。NECソフトは、全社員がその影響力の大きさを認識し、責任あ る行動と前向きな発想によって、多面的な貢献を果たすべく努力をしています。また、企業倫理・コンプライアンスなどへの取り組み、ス テークホルダーからの信頼の獲得はもちろん、コアコンピタンスとしてのITソリューションの提供を通じた、新しい可能性への挑戦も社会 的責任と考えます。

NECソフトのCSR推進体制
NECソフトのCSR推進体制

NECソフトでは、代表取締役執行役員社長を委員長とし、全執行役員が参加するCSR推進委員会、CSR推進活動の全社的なとりまとめ と対外的な情報発信を行うCSR推進部を中心に、社員一人ひとりが高い意識を持ってCSR活動に取り組んでいます。

ケースメソッド
ディスカッション型の研修で風通しのよい職場環境を作り上げてコンプライアンスを強化

ケースメソッドは、倫理的な問題を含む事例(ケース)を数名のグループで読み、「その状況に直面した際に自分だったらどう行動す るか」を全員で話し合う研修手法です。日常何気なく見過ごしているような事柄をテーマにグループディスカッションをすることで、強制 ではなく、発言や討論を通じて、倫理的な視点に自然に気づくようになります。NECソフトでは、コンプライアンス強化の目的で導入し たケースメソッドが職場でのコミュニケーションの活性化に大いに活用されています。

村上
野村さんはコンプライアンス強化の目的以外にもケースメソッドを活用していく先駆者のような存在です。職場懇談会にも取 り入れていますね。
野村
技術や知識が向上しても、組織で重要なのは人と人とのコミュニケーションです。お互い価値観が違っていても、同じ目的の ために、別の角度から自由に意見を出し、その対話の中からベストプラクティスを導き出していかなくては何も進みません。ケー スメソッドは社員同士の目的達成に向けたより良い情報交換を円滑にする効果があるのです。
村上
組織の中にいると、立場上の理由や先入観などでなんとなく話しにくい人もいますね。組織ではこの状況は、決してプラス要 因ではないわけで、もし仮にケースメソッドで議論する機会があれば、非常に簡単に解決できる気がします。
野村
ケースメソッドは、ファシリテーター(進行役)の腕にかかってきますが、本当にリラックスした場が作れれば、ケースメソ ッドが本領を発揮します。毎回ケースが提示され、話のテーマが絞られているからとても会話しやすい。一対一だとお互いの価値 観が「対峙」してしまいますが、グループ研修なので安心して違った意見を出せます。ケースメソッドでは意見の「良い」「悪 い」は判断しないルールですから、共通のテーマに対して自分の考えをどんどん出せばいいのです。
村上
お互いの価値観を認めて、お互いを尊重できる環境で仕事ができればいいですね。
野村
人の意見を「受け入れる」のではなく「受け止めて」仕事をしていくことが大切です。
村上
皆が「受け止めてくれる」環境で仕事ができれば、世の中で問題になっている人間関係に基づくメンタル面でのトラブルなど が、少なくなるような気がします。
野村
そうですね。抱え込んでいるものが大きすぎてどうにもならない気持ちになる、一人でひたすら悩んでしまうのが問題だと思 うのです。幽体離脱するように自分を客観的に見て、「一番大きな問題はこの人に相談してみよう」「他のことは次にしよう」と なればいいのです。そういう人の相談を誰も無下に断らないでしょう。
村上
そう考えると、コミュニケーションの活性化にとどまらず、社内が縦横無尽につながってしまうような風通しのよい環境が、 我々の目指すべき目標なのかもしれません。
野村
そうした「つながり」の前では、事業部やグループといった枠組みは便宜的なものであって、行き詰まっている人が歩み出せ るとか、自分のアイデアを誰にでも伝えられるとか、そんな風土が当然になってくる気がします。ケースメソッドのテーマを過去 の事例や近況の問題に留めず、未来の可能性に向けると面白いことになりそうです。
村上 雅彦

CSR推進部
CSR推進マネージャー
村上 雅彦

野村 政敏

第一事業企画本部 事業支援グループ
リーダー
野村 政敏

環境
職場の環境推進者の工夫が活きる環境推進活動

NECソフトは、環境に関連する活動を様々な側面から進めています。その取り組みには、オフィスの電力消費量削減、ゴミの分別、 地域の清掃活動はもちろん、本業であるソフトウェア開発やシステムインテグレーションを通じた環境貢献も含まれます。CO2排出量の削 減や有害物質の排出管理などで、お客さまのビジネスを環境配慮型にできるソフトウェア製品には「エコシンボル※1」を付与し、お客さ まへのシステム提案を環境配慮型にする運動「エコアピールプロポーザル※2」を推進するなど、環境貢献の全社的な浸透を図っていま す。

三鑰
私はCSR推進部で環境貢献を会社全体に推進していく立場にあります。袴田さんは海外ソリューション事業部の仕事のかたわ ら、環境・社会貢献委員として職場での活動推進を担っていますが、どの様な取り組みを推進されているのでしょうか。
袴田
全社で電気使用量を前年比1%削減する目標がありますので、それに向けて昼休みの消灯、最終帰宅者の消灯確認といった地 道な取り組みを全員に徹底する必要があります。半期に12回の地域清掃活動への参加率向上も大切な目標です。こうしたことにつ いての周知徹底と啓発を目的に、事業部独自の環境ホームページを立ち上げました。活動予定が事前にわかって忙しい社員も予定 が立てやすくなりますし、電気使用量の削減率や時間外空調の状況、紙の購入量変化などがいつでもチェックできるので、自然と 環境に対する意識が高まります。メールでの通知は一過性のもので、しかも面白くないという反省から、「ホームページで周知し よう、でも時間とお金をかけずに…」と色々工夫しました。
三鑰
頭が下がる思いです。海外へ出張・赴任されている方の多い事業部なのに清掃活動への参加率がとても高いし、他の活動も非 常に活発のようですが。
袴田
私の事業部ではエコアピールプロポーザルにも力を入れようとしています。NECソフトが抱える日本企業のお客さまはトッ プレベルの環境配慮を進めています。私の事業部は海外案件がメインですが、欧米では環境配慮型の提案が不可欠です。アジアで も今後は同じ傾向になると思いますから、消費電力の少ないハードウェアやシステム設計、お客さまのビジネスを環境志向に変え ていくシステムを積極的に提案していきます。
三鑰
CSR推進部としてもそうした動きを強力にバックアップしていきたいと考えています。
袴田
例えば提案内容のCO2削減量を簡易的に計算できるツールやテンプレートなどがあるといいですね。複数の提案を、コストや 納期だけでなく環境の側面からすぐに比較できれば、事業部は非常に話を進めやすい。
三鑰
なるほど。そうした事業部の要望を組み入れてCSR推進部の支援を考えていくべきですね。かつて、限られたコンピュータリ ソースをソフトウェアのチューンナップで有効活用しようとしていた時代がありました。似たような発想でハードウェアを無駄に 動かさないシステムというのもあるかもしれません。ソフトウェア開発で環境に貢献できることはまだたくさんありそうですね。
袴田
そうです。私は、ビジネスも、もちろん社員の普段の生活も「もったいない」の発想でいくべきだと考えています。そのため のアイデアをどんどん実現していきたいですね。

※1 エコシンボルは、国際標準機構(ISO)で定められた環境ラベルのうち、自己宣言型(タイプII)環境ラベルにあたります。 これは、製造者団体などが特定分野の製品に対して独自の基準を設け、その基準を満たしている製品に対してつけるラベルです。
※2 お客さまへの提案の際に、NECグループの環境経営や提案案件における環境配慮性(省エネ、省資源、有害物質削減等の環 境要素)を提案書の中や口頭でアピールすることです。

三鑰 正人

CSR推進部
CSR推進エキスパート
三鑰 正人

袴田 賢吾

海外ソリューション事業部
ITアーキテクト
袴田 賢吾(環境・社会貢献委員)

情報セキュリティ
周知徹底の段階を経てケアレスミスのリスクをゼロに近づける取り組みへ

NECソフトは、情報漏えいや不正アクセスの防止へ向けて情報セキュリティを強化するため、様々な施策を取っています。情報セキ ュリティマネジメントシステムの国際規格であるISO27001を、全社的な社内システムを対象に取得しているほか、事業部単位での取得も拡 大。また、情報セキュリティ幹事会が策定した行動計画をもとに、各事業部で現場に根付いた対策を進めています。努力の結果、社員の情 報セキュリティに対する意識レベルは向上しており、今後はヒューマンエラーやケアレスミスによる危険性を限りなくゼロに近づける取り 組みを行っていく予定です。

高山
NECソフトでは、情報セキュリティの全社施策を主管する組織として、情報セキュリティ委員会を設けており、情報システ ム部や調達企画部など、スタッフ部門のキーパーソンが幹事会のメンバーになっていました。そこに事業部門の松尾さんが加わる ことで、より具体的で実効性の高い施策を打てるようになった気がします。
松尾
私が幹事会のメンバーになったのは2008年の上期でした。そのころ私は第三ソリューション事業本部全体でISO27001を取得す るプロジェクトの担当者で、ほぼ取得完了の時期でした。ISO27001で情報セキュリティの弱点に網羅的な対策を施していくノウハ ウを身につけていましたので、幹事会では現場のアイデアをもとに計画を提案することができました。
高山
そうなんです。面白いところでは、サイズが小さいために紛失のリスクが高いUSBメモリを、社員がパソコンに挿すことで棚 卸し管理できるようにしました。オリジナルのソフトウェアツールを松尾さんが開発してくれましたね。
松尾
社内向けのメール便サービスも改善の対象となりました。集荷時間の終了に気づかず、アウトボックスに放置されないよう「 立て札」を立てたり、集荷終了後も投函できるよう、夜間投函ボックスを設置してもらうことになりました。情報セキュリティは 一つでも穴があれば他の努力が水の泡になってしまいます。だからその穴を一つずつ潰していく必要があります。
高山
そうですね。これまでの啓発活動で社員の情報セキュリティ意識は、かなり高いレベルになっていると思います。ところが人 にはケアレスミスが付きもので、たった一つのミスが大問題に発展する危険性があります。
松尾
だからといって、ルールを厳しくするだけでは逆効果。ノートPCや携帯電話の持ち歩きを禁止したら仕事にならないし、かえ って反発を呼びます。
高山
そこで、例えば携帯電話のセキュリティ対策としてルールを作りました。まずストラップで自分の体やカバンにつないでおく こと。次にキーロックをかけて暗証番号がないとデータが読めないようにしておくこと。加えて、万一紛失した時にも拾得された 方が連絡してくださるよう、会社のフリーダイヤルを明記した連絡先ステッカーを貼り付けておくこと。導入の効果はてきめん で、携帯電話の帰還率は飛躍的に高まりました。
松尾
ITやインターネットで人はいろいろな便利さと可能性を手にしました。しかし、そこにはリスクもあります。私たちはITのプ ロとして責任を持ち、完成度の高い情報セキュリティを確立すべきだと考えています。
高山 雅史

CSR推進部
高山 雅史

松尾 信明

第三事業企画本部
ITエキスパート
松尾 信明(情報セキュリティ幹事会メンバー第三事業企画本部ISMS担当)

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